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日記

諸事情について6

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出産にまつわる諸事情、完結編でございます。




*諸事情について6*

皆様お久しぶりです。前回の記事からもう3週間以上経ってしまってました。
現在無事生まれた次女と退院し、自宅に戻っております。今のところ割とよく寝る子で助かっております。

さてこの次女、前回の記事を公開した時点では出産予定日まで残り1週間と書いていたのですが、その翌日の夕方に私が入院して以来2度目の出血をしてしまい、慌てて先生の診察→お腹の張り止めの薬は既にMAX量出してるし、様子を見ている間に大量出血してしまってはいけない、もう今日産みましょう!→緊急帝王切開→ビックリする位の大きな泣き声を上げながら次女誕生→早産のくせに小児科の先生から『新生児の優等生』とお褒めの言葉を頂く、という顛末となりました。

手術には家族の同意が必要なので、病院から連絡を受けた旦那がいつもの約半分の時間で病院に駆け付けてくれたり、右腕にお腹の張り止めの点滴、左腕に手術用の点滴、腰に麻酔の管と人生で最多の管が繋がったり(出産後暫く目的が変わっても両腕点滴と腰麻酔は続く)、麻酔は下半身だけだったので手術室のライトに映った、自分のお腹を切開するところから次女を取り出し最後縫合するまで眼鏡を外したぼやけた視線で観察したり(某獣医学生漫画の女性キャラ状態)、色々ありましたが私も娘も元気です。

今回更新が空いた原因として、ここ最近まで気持ちが落ちていました。
緊急手術となった為、心の準備が整わず出産となってしまった事もありますが、何より当初の帝王切開予定日が長女の誕生日と同じ日で、順調に行けば姉妹で同じ誕生日になれたはずだったのです。
それが、後たった数日が持たなかった自分の身体。何の為に1ヶ月以上の入院生活に耐えたのか!!あれがいけなかったのか!?これがいけなかったのか!?と落ち込みました。
頭では母子共に安全に出産する為の入院だったと、分かってはいても。

退院してもずっとその事で悶々としていて、最近やっと馬鹿馬鹿しい悩みだとあしらわれる覚悟で、旦那に「同じ誕生日に産んであげられなかった事が辛い」と話しました。
そうすると、前置胎盤の危険性を産科の先生から懇々と聞かされていた上、入院中24時間ずっと点滴に繋がれ横たわっていた私の姿を見ていた事もあったせいか、笑う事もなく「無事に出産してくれただけで充分」と言って貰えました。
また姉妹で同じ誕生日になれるチャンスがあった長女も、「次女ちゃんと同じ誕生日は嫌(姉妹別の日で誕生祝いしたい)」と言ってくれたり、出産後悩みを打ち明けた親しい方達から、同じく早産だったご自分の経験談や、「子供は生まれてくる日を選んでやってくる」というお言葉を下さった事を改めて思い出したりする事で、徐々に気持ちが復調。
今コレを書いて心を整理する事で、完全に復調出来そうです。

以上、出産にまつわる長い報告は終わりますが、最後にコレだけは言わせて下さい。

保 険 大 事 !!!!

今回の1ヶ月半に渡る入院はやはり中々な出費となりましたが、私の場合2社の医療保険、その内1社のには女性特約(女性ならではの疾病には支払い金額上乗せ)も付けていたので、どうにかそれらで出費のカバーが出来そうです。
もちろん、先生の診察や検査など診療報酬に関しては、加入している健康保険の高額医療費に関する制度で支払額を抑える事は出来ますが、食費・個室代などは自費となりますので、その部分のカバー力が凄い!医療保険掛けといて良かった!と思い知らされました。
「そんな事言われなくても知ってる」と思われる方が大半だとは思いますが、それでも声を大にして言わせて下さい。
保険大事!

まだ長い話は書く自信はありませんが、ごく短いものから、またクラティの作品を書いていけたらと思っています。




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